【一目でわかる】ヘルメットの種類と捨て方の早見表

ヘルメットの主なタイプごとに、捨て方をまとめました。
タイプの名称がわからない場合は、上の写真に振った番号①~⑥を参考にしてください。
また、捨てる以外の処分法については後述する「ゴミ出しだけじゃない!ヘルメットの処分・手放し方6選 」を参照してください。
| ヘルメットの用途 | タイプ | 基本のゴミ区分 | 注意点・判断基準 |
|---|---|---|---|
| バイク用 | ①フルフェイス ②ジェット | 不燃ゴミ または粗大ゴミ | 不燃ゴミ・粗大ゴミの区別方法は自治体により異なる |
| 自転車用・原付用 | ③自転車用 ④半ヘル | 不燃ゴミ | 指定ゴミ袋に入るサイズならそのまま不燃ゴミ |
| 防災用・子ども用 | ⑤防災用シェル ⑥キッズ用 | 不燃ゴミ | ほとんどの自治体で指定袋に入れば不燃ゴミ |
| 工事用・作業用 | ⑦産業用 事業活動で使用 | 産業廃棄物 | 一般家庭のゴミとしては出せないので注意 |
ヘルメットを自治体のゴミ収集で処分する場合、重要になるのが「不燃ゴミ・粗大ゴミ」と「家庭用・事業用」の区別です。
「不燃ゴミ・粗大ゴミ」は最大辺の長さで区別するのが一般的
多くの自治体では、ゴミの最大辺(一番長い部分)の長さによって、不燃ゴミと粗大ゴミを区別します。
不燃ゴミ
一辺の長さが30cm(自治体によって異なる)未満で、指定のゴミ袋に納まるもの。小ぶりな自転車用ヘルメットや子供用ヘルメット、原付の半ヘルなどが該当します。
粗大ゴミ
一辺の長さが30cm(自治体によって異なる)を超えるもの。大きめのバイク用フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットなどは、粗大ゴミに指定されるケースが多くなります。
たとえば名古屋市では、最大辺が30cmを超えるヘルメットは粗大ゴミに分類されます。
粗大ゴミにヘルメットを出す場合は、事前予約や処理手数料券(200〜500円程度)の購入が必要です。
「家庭用・事業用」は仕事で使用してかで区別する
ヘルメットの捨て方は家庭用・事業用で異なります。
建設現場や工場など仕事で使用していたヘルメットは「事業用」に当たるため、自治体は収集してくれませんし、家庭ゴミで出すことはできません。
勤務先で処分するか、後述する「ヘルメットリサイクルセンター」などの専門処理ルートを利用する必要があります。
なお、DIYや自宅の備蓄用に個人で購入・使用していたものであれば、自治体の「不燃ゴミ」として処分可能です。
ヘルメットのゴミ出し時に分別は不要
ヘルメットはプラスチック、発泡スチロール、金属パーツ、布などさまざまな素材でできていますが、基本的には分別せずにそのまま出して問題ありません。
内部の衝撃吸収材と外側のシェルが強力に接着されており、個人で解体するのは危険を伴います。
そのまま指定袋に入れるか、粗大ゴミとして排出しましょう。
ただし、細かい分別ルールは自治体によって異なるため、お住まいの自治体の「ゴミ分別ガイド」も事前にご確認ください。
ヘルメットの寿命は3年?用途ごとの耐用年数と買い替えサイン

ヘルメットの処分を考える前に、まず把握したいのが用途ごとの「安全寿命(耐用年数)」です。
見た目がきれいでも素材の経年劣化で本来の保護性能が失われている可能性があるため、適切な交換時期を確認しましょう。
バイク用・自転車用ヘルメットの寿命:3年
バイク用や自転車用といった乗車用ヘルメットの安全寿命が「使用開始から3年」とされていますが、その根拠は製品に付与される「SGマーク」の補償制度にあります。
SGマーク入りのヘルメットは警察庁や自治体も着用を推奨している安全基準であり、このマークを発行する一般財団法人製品安全協会では、製品の欠陥による事故に対応する対人賠償責任保険の有効期間を「着用開始から3年間」と定めているからです。
メーカー側もこの基準に合わせ、内部の衝撃吸収材と外側のシェルの経年劣化を考慮して、安全に使用できる期間を3年程度に設定しています。
工事用・作業用ヘルメットの寿命:3年~5年
建設現場や工場などで使われる作業用ヘルメットは、労働安全衛生法および日本ヘルメット工業会の基準により、使用素材によって交換目安が異なります。
- ABS・PC・PE製(熱可塑性樹脂): 着用開始から3年以内
- FRP製(熱硬化性樹脂): 着用開始から5年以内
紫外線や熱などに晒される屋外の現場作業では、素材の耐久性に応じた厳格な運用が特に求められます。
防災用ヘルメットの寿命:5年(未使用でも最大6年)
家庭や企業で備蓄される防災用ヘルメットは、常時着用するものではないため日常的な劣化は少ないものの、備蓄開始から5年程度での定期チェック・交換が推奨されています。
衝撃吸収材(発泡スチロール)自体が保管環境の湿度や経年変化で劣化するため、完全な未使用状態であっても6年くらいでの交換が理想です。
3年経っていなくても即処分!危険な4つの買い替えサイン
3年や5年といった寿命はあくまで目安です。
以下のような症状が見られる場合は、3年未満であっても安全のためにすぐ処分・買い替えましょう。
1. 一度でも事故や落下で強い衝撃を受けた
外観に大きな傷がなくても、内部の衝撃吸収材が大きく変形・劣化している恐れがあります。
2. 外側にひび割れ、凹み、大きな傷がある
表面に破損があると、衝撃を分散する構造が保てなくなります。
3.内装がへたってグラグラする
かぶった時に感じる緩さやグラつきは、内部材のへたりによる限界のサインです。
4. あご紐や金具、ストラップが擦り切れている
事故の際に脱落する危険があり、ヘルメットとしての機能を果たせません。
ゴミ出しだけじゃない!ヘルメットの処分法6選

ヘルメットをゴミに出した場合のメリット・デメリットは次の通りですが、処分法はそれだけではありません。
- メリット: 費用が数100円程度と非常に安い
- デメリット: 粗大ゴミの場合は事前の予約やシールの購入、指定日までの保管が必要
ここからは、ゴミとして捨てる以外の処分法6選と、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
1. バイク・自転車用品店で買い替え時に引き取ってもらう
新しくヘルメットを購入すると、購入店舗で古いヘルメットを回収・下取りしてもらえる場合があります。
- メリット: 新しいヘルメットの値引きをしてくれたり、処分費用がかからなかったりとお得
- デメリット: 「指定メーカー品のみ」「一定以上の状態」など下取り条件が設定されていることが多い
2. バイク用品専門店で売却する
アライやSHOEIなど有名ブランドのバイク用ヘルメットで状態がよいものなら、専門店での買取が期待できます。
- メリット: 専門知識のあるスタッフに適正価格で買取ってもらえる
- デメリット: ノーブランド品や使用感が強いもの、製造から年数が経ったものは買取不可
3. リサイクルショップで売却する
総合リサイクルショップの店頭・出張・宅配買取を利用する方法です。
- メリット: 手軽に持ち込んで処分でき、他の不用品と一緒に査定してもらえる
- デメリット: ヘルメットの専門知識がない場合、相場より安く買い叩かれたり、査定自体を拒否されたりすることがある
4. ネットオークション・フリマアプリで出品する
ヤフオク!やメルカリなどを利用し、自分で価格を設定して販売する方法です。
- メリット: 買取店で断られたものでも欲しい人がいれば売却できる
- デメリット: 出品や梱包、発送の手間がかかる。事故歴や劣化のある安全性の低いヘルメットを出品するとトラブルの原因になる可能性も
5. 譲渡・寄付する
知人・友人に譲るほか、NPO団体などを通じてバイク需要の高い途上国へ寄付(ヘルメットドネーション)する方法です。
- メリット: ゴミにせず有効活用してもらえる
- デメリット: 譲渡・寄付できるのは安全に使用できる状態の良いもの限定でなほか、送料が自己負担になる場合もある
6. 不用品回収業者へ買取・回収を依頼する
「ヘルメット以外にも処分したい不用品がたくさんある」「引っ越しや片付けですぐに回収してほしい」という場合に向く方法です。
- メリット: 自宅まで引き取りに来てくれるため手間がかからない。状態のよいものであれば査定・買取してもらえる場合も
- デメリット: ヘルメット1点のみの回収だと出張費などで割高になる可能性
悪質業者に注意!
街をトラックで巡回しながら「無料回収」を謳う業者や、アポなしで飛び込み営業をしてくる業者には注意してください。
積み込み後に高額な作業料を請求してくるトラブルが多発しています。
実績や許認可(古物商許可など)をWEB上で明示している、安心して利用できる業者を選びましょう。
工事用・作業用ヘルメットは「ヘルメットリサイクルセンター」へ
企業や店舗、現場で使用された事業用のヘルメットは産業廃棄物となります。
日本ヘルメット工業会が運営する「ヘルメットリサイクルセンター」などを通じて適正なリサイクル処理をおこないましょう。
回収されたヘルメットは破砕・分別され、プラスチック資材や家電部品として再利用されます。
まだ捨てないで!防災用としての再利用や長持ちさせるコツ

処分を検討しているヘルメットも、状態によっては別の使い道があったり、日ごろのお手入れで寿命を延ばしたりすることができます。
古いバイク用フルフェイスは防災用として活用できる?
バイク用のフルフェイスヘルメットは、頭部だけでなく顔面や後頭部まで守ってくれるため、地震や災害時の飛来・落下物対策として優れています。
ただし、事故などで激しい衝撃を受けたものや、内部が劣化しているものは防災用としても役に立ちません。
定期的に状態を確認し、安全性が確保できているものだけを非常持ち出し袋の近くに保管しておきましょう。
新しいヘルメットを長持ちさせる3つの日常ケア
せっかく買い替えたヘルメットは、正しいお手入れで少しでも長く安全に使いましょう。
- 直射日光や高温多湿を避けて保管する
ヘルメットは紫外線や湿気に弱いので、使用後は直射日光の当たらない、風通しのよい屋内で保管しましょう。 - こまめに外装を拭き掃除する
ホコリや虫、雨の汚れは放置すると素材を痛めます。柔らかい布でやさしく水拭きし、必要に応じて撥水ワックスなどで保護しましょう。 - 夏場は内装を手洗いする
汗や皮脂は内装を大きく劣化させます。取り外せるインナーパッドは、取扱説明書にしたがって手入れすると長期間安全、清潔に使えます。
まとめ

今回の記事では、ヘルメットの正しい捨て方や寿命の判断基準について解説しました。
- ヘルメットのゴミ区分は「最大辺のサイズ」と「事業者用か家庭用か」で決まることが多い
- 多くのヘルメットの安全耐用年数は「使用開始から3年」程度
- 一度でも大きな衝撃を受けたものや、ひび割れ・ウレタンのヘタリがあるものは即買い替える
- 状態に合わせて自治体収集・下取り・買取・不用品回収を賢く使い分ける
ヘルメットは万が一の際にあなたやご家族の命を守る重要な装備です。
少しでも劣化のサインが見られたら、迷わず処分と新調をご検討ください。
また「不用品になったヘルメットを買い取ってほしい」「他にも処分したい不用品がたくさんある」という方は、ぜひ弊社「買取いちばんドットコム」へご相談ください。
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