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IKEA（イケア）は、手ごろな価格で北欧デザインの家具を購入できる人気家具メーカーです。

日本でも続々と店舗数が増えてきており、若い世代を中心に人気を集めています。

しかし、使っていたIKEAの家具が不要になった場合、買取を依頼しても値段がつかないケースが多いのを知っていますか？

今回はIKEAの家具が買い取ってもらいにくい理由と、売れる可能性があるIKEAの家具にはどんなものがあるのか、売るコツと合わせてご紹介します。

 

１．IKEAの家具が中古買取されにくい3つの理由

IKEAはスウェーデンが発祥のインテリアメーカーです。

北欧系のおしゃれで洗練されたデザインの家具や小物は、世界中で人気を集めており日本でもIKEAの家具をインテリアに取り入れる人も増えてきました。

また、おしゃれでありながら高級ブランドとくらべて価格もお手頃なので、新生活をはじめる一人暮らしにも人気です。

そんなIKEAの家具ですが、実はリサイクルショップなどの中古買取業者は、買取を不可にしているお店が多いのを知っていますか？

IKEAのような人気メーカーの家具は中古市場でも人気がありそうですが、どうして買取ができないのか、その理由は大きく分けて次の3つが挙げられます。

 

元の定価が安いため儲けが少ない

IKEAはテーブルで数千円、ソファでも5万円以内で購入できるリーズナブルな家具がそろっています。

つまり元の定価が安いので中古として買い取っても、再販したときの中古買取業者の儲けがほとんどありません。

そのため、出張買取といった人件費にコストをかけた分を売値に反映しづらいので、買取を実施していないお店が多いのです。

 

耐久性が低いため短期間で使えない家具もある

IKEAの家具はリーズナブルな分、高級ブランドの家具と比較するとどうしても耐久性が劣っています。

商品によっては5年も使うとパーツが破損したり、ジョイントのネジが緩んでいたりするものも。

せっかく買取をしても購入から年数が経過しているものは、次の買取手が長く使えないことから買取そのものをしていないのです。

 

組み立て式で安全性に問題がある恐れがある

IKEAの家具の多くは、購入者が自宅で組み立てて完成させるスタイルです。

プロが組み立てたものと違って、慣れない素人が組み立てて作るので、なかにはネジが1本不足していたりボルトを締める力が弱かったりと、組み立ての段階で耐久性に問題がある家具もあるのです。

買取時は問題がなくても、素人による組み立ての結果運搬作業中に破損してしまう家具も少なくありません。

せっかく買い取っても再販できないリスクを避けるため、買取をしていないお店が多いのです。

 

２．IKEAの家具でも買い取ってもらえるの？

それではIKEAの家具はまったく買取ができないのかと言えば、商品や状態によっては可能であると言えます。

また、リサイクルショップによっては1,000円未満の格安でIKEAの家具を積極的に買取をしているお店も存在します。

まずは査定を依頼する際にIKEAの家具の買取実績があるか、お店に問い合わせてみることをおすすめします。

特にIKEAの中でもグレードが高い高級家具シリーズは、リーズナブルなスタンダード商品とくらべて高く買い取ってもらいやすい傾向があります。

 

３．売れる可能性があるIKEAの家具とは？

IKEAの中でも売れる可能性がある家具にはどんな種類があるのか、代表的なものをいくつかご紹介します。

 

購入してから間もない家具

IKEAの家具は値段が手ごろな分、5年程度で劣化が進んでしまうものも多くあります。

通常家具と言えば5年～7年以内を目安に買取を実施している中古買取業者が多いですが、IKEAに限っては5年も経過しているとほとんどの商品に値段がつかないと言えるでしょう。

そこで、IKEAの家具を売るのなら購入から3年以内の商品が目安です。

特に購入時から1年程度しか時間が経っていない家具は、流行のデザインからも大きく外れていないので買取手がつく可能性があります。

購入したのはいいけれど、部屋のインテリアに合わずに使わないで放置している家具があったら、1日でも早く査定に出してみましょう。

 

ハイクラスのストックホルムコレクション

IKEAには80年代から続いている、高級ラインのストックホルムコレクションが存在します。

こちらは「絶対的に低価格」を守りながらも、20万円程度の高級家具がラインナップされているのが特徴。

高品質な素材にこだわり、手触りの良さやデザイン性の美しさなど細部までこだわって作られているため、スタンダードラインとくらべて耐久性にも優れています。

なんと定価が20万円ほどのソファに至っては、25年保証という驚きのサービスつきと耐久性にも絶対の自信を持っています。

このようなハイクラスのIKEAの家具なら査定額がつけられる可能性もあるので、ぜひ査定に出してみましょう。

 

４．IKEAの家具を買い取ってもらうコツとは？

IKEAの家具は買い取ってもらいにくいアイテムですが、できるだけ査定額をつけてもらうにはどんなことに気をつければいいのでしょうか？

ここではIKEAの家具を売るにあたって、覚えておきたい買取してもらうためのコツをご紹介します。

 

売る前に掃除をしてきれいにする

もともと定価が低いIKEAの家具は、汚れや目立った傷があると買取を拒否される可能性が非常に高いです。

中古家具の査定の大きな目安は、そのまま次の人が使えるようなきれいな状態かどうかです。

隙間にホコリが詰まっていたり、ソファに生活臭が染みついていたりすると、買い取ってもらいにくいので自分で掃除をしましょう。

まずは家具全体を乾いた付近で乾拭きをして、ホコリを落としていってください。

特に細い隙間が多い、本棚やソファなどは綿棒を使って掃除する細かい汚れもある程度落とせます。

 

付属品はできるだけそろえる

IKEAは組み立て式の家具だからこそ、組み立て時に使わなかった天板やネジなどを捨ててしまいがちです。

購入時についてきた付属品は、捨てずにまとめて保管しておきましょう。

たとえば、ネジの1つが破損していても余りがあれば次の使用者が修理することも可能です。

反対にネジやボルトが不足していたり、チェストの仕切りがなかったりするなど、購入時からパーツが足りなくなっているものは買取を拒否されてしまいます。

 

ほかの家具とまとめて売る

IKEAの家具単品で買取を依頼するよりも、ほかの家具とセットで売った方が買い取ってもらいやすいです。

今では家具の買取は自宅まで査定スタッフがやってきてくれる出張買取を利用するのが当たり前になってきました。

このような出張買取はガソリン代や人件費を割いているので、1軒あたりで1つの家具を買い取るよりも複数の家具を一度に査定した方が、お店にとってもお得になります。

ですので、IKEAの家具を売る際はほかの家具や家電製品などとまとめ売りをすると、高価買取が期待できますよ。

 

５．まとめ

IKEAの商品は低価格なものが多いので、中古買取を実施していないお店も多いです。

しかし、人気のデザインのものや新しい商品、ハイクラスの家具は買い取ってもらえる可能性もあります。

まずは査定を依頼するときにIKEAの家具を売りたいことを伝え、買取を行っているかどうか尋ねておくと安心ですよ。

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