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子供が大きくなって、もう弾かなくなったピアノ。

新しい物を買ったから古いピアノを処分したい…。

などの理由から、ピアノの処分をしたいと考える人もいるかと思います。

ですがピアノはかなり重量がある楽器で、気軽に自分だけでは外に運び出すことができないですよね。

こうして粗大ごみに出すのも困難なものだからこそ、まだ使えるピアノはぜひ買取に出してみませんか？

今回は中古ピアノを売る際に覚えておきたいこと、高く売るためのコツや人気のピアノブランドをご紹介します。

 

１．高く売れるピアノってどんなもの？その査定ポイントとは？

まずはピアノの中でも、高く売れやすい中古はどんなものなのか、査定ポイントを1つずつご紹介します。

 

ピアノの種類

ピアノには大きく分けて、「アップライトピアノ」、「グランドピアノ」の2つがあります。

アップライトピアノは家庭向けに作られる賢型ピアノのことで、奥行きが短く練習用に広く使われています。

価格もグランドピアノにくらべると安く、初心者向けのものです。

それに対して、グランドピアノはプロの演奏やコンサートでも使われるタイプ。

大型で場所を取りますが、アップライトピアノよりも1秒間あたりの連打数が多く、高速トリルや素早いスタッカートといった激しい演奏にも対応可能です。

やはり同じ中古ピアノでも、グランドピアノの方が高く買い取ってもらえる可能性が高いです。

ですが、アップライトピアノの中古を求める家庭も非常に多いため、どちらのタイプも状態が良ければ十分に買取してもらえますよ。

 

国産か海外製か

ピアノにはさまざまなメーカーがあり、国産はもちろん海外製もあります。

特に中古で人気なのは、日本の高温多湿の気候に合わせたピアノを作っている国産メーカー。

ピアノは木でできているため、高温多湿の環境に長く置かれると中にカビが生えたり亀裂が入ったりする可能性があります。

そのため日本の気候に対応するように作られた、国産メーカーの中古ピアノの方が人気もあり、高額買取が期待できますよ。

実は日本のピアノは世界的に人気が高く、なんとヤマハは世界1位、カワイは世界2位のシェア率を誇っています。

日本だけに留まらず、ヤマハとカワイは世界でも中古品の需要が高いので、ある程度年式が古いものでも買取をしてもらえる可能性がありますよ。

 

状態がきれいなもの、新しいピアノ

目立つ傷や汚れがあるものは、新品のようにきれいなピアノとくらべると買取値は下がってしまいます。

特に購入から時間が経っていないものほど、中古品は新品に近い価格で買い取ってもらえる可能性があります。

買ったのはいいものの、事情があってあまり弾かないピアノが自宅にあるという方は、ぜひ1日でも早く査定してもらうことで、高価買取が期待できますよ。

 

２．人気のピアノをご紹介！

先ほど国産メーカーのピアノが特に人気だとご紹介しましたが、その中でも中古ピアノで人気なのはどのブランドなのでしょうか？

 

ヤマハ（YAMAHA）

ピアノだけに限らず、楽器全般で定番メーカーのヤマハ。

YAMAHAのピアノは音が素直で、誰が引いても一定以上の水準の音が出ると品質の高さが評価されています。

初心者にも人気のメーカーで、力強くバランスの取れた音色が支持されています。

 

KAWAI（カワイ楽器）

ヤマハと二大巨頭と言える楽器メーカーのカワイも、昔から品質の高いピアノを作り続けています。

カワイはグランドピアノを取り扱っているのはもちろん、赤ちゃんのころから演奏できる本格的なミニピアノも、贈答用で大人気！

音はヤマハとくらべて軽やかで華のある印象。

ヤマハよりも力強さには欠けますが、その分繊細で弾いていて気持ちが明るくなる音色が魅力です。

 

スタインウェイ＆サンズ（Steinway&Sons）

ピアノの知識がある人なら、知らない人はいない世界最大級の楽器ブランド「スタインウェイ＆サンズ」

職人の手によって一台一台手作りされるピアノは、完成するまで1年以上の期間がかかります。

その分、生み出されるピアノの音色は力強さと華やかさ、そして演者が目指す表現をそのまま再現してくれる多彩な音に定評があります。

多くの有名コンサートホールでも、このスタインウェイ＆サンズのピアノが採用されてきました。

まさにピアノ演奏者ならいつかは弾いてみたい、あこがれのメーカーとして不動の地位を築いています。

 

３．買い取りを断られてしまうのはこんなピアノ！

ピアノはある程度年式が古くても、買い取ってもらえる可能性が高い楽器です。

ですが、中には査定に出しても値段がつかなかった、かえって処分費用をとられてしまったというケースも。

ここでは、買取を断られる可能性があるピアノの特徴をご紹介します。

 

目立つ傷や汚れがあるもの

特に黒いピアノの表面は傷が目立ちやすく、汚れもつきやすいので、見た目の状態があまりに悪いものは買取を断られる可能性があります。

ピアノに物をぶつけた際についた傷や、乾燥によってひび割れがあるもの、鍵盤が足りていないものなどは、業者によっては買取できない場合もあるので注意しましょう。

 

音が出ないピアノ

ピアノは長年調律しないで放置しておくと、鍵盤を押しても音が出づらくなってしまい、まともに演奏できない原因に！

中には長年調律していないピアノも安く買取をしている業者もありますが、定価に対して買取額は相当低くなってしまいます。

もしピアノを弾く機会が減ってきた、子供がピアノの習い事をやめたという場合は、そのまま何年も放置をしないで、早めに査定に出すことでスムーズに買い取ってもらいやすくなりますよ。

 

４．ピアノを高く買い取ってもらうために出来ることとは？

中古ピアノを1円でも高く買い取ってもらうために、知っておきたいことをご紹介します。

 

鍵盤や表面をきれいに掃除する

ピアノの外見がきれいなものは、その分高額買取が期待できます。

まずは売る前にピアノの塗装面や鍵盤部分を専用のクロスや羽毛で、ふき取りホコリを取りのぞいていきましょう。

特に塗装面は指紋が目立ちやすいので、やわらかい布で磨いて汚れを落としてください。

鍵盤部分も同様に、やわらかいクロスで1つずつ磨いていくと皮脂汚れが落ちて、輝きが戻ってきます。

どうしても曇りがとれない部分は、柔らかい布に石けん水を染み込ませ、硬く絞った状態でふき取ってください。

ピアノに湿気は大敵なので、水拭きしたあとは必ず乾いた布で乾拭きすることも忘れないでください。

また、お手入れを忘れてしまいがちなのか、ピアノの補助ペダル。

ほとんどが金属でできているので、汚れや錆びがかなり目立ちます。

買取の前は必ず補助ペダルの部分もクロスを使ってお手入れすることで、見た目の印象がかなり良くなりますよ。

 

ピアノの椅子やカバーなどの付属品を売る

ピアノ本体だけでなく、椅子やピアノにかけるトップカバーなどの付属品が残っていると、その分査定額アップが期待できます。

特に鍵盤部分の布は、面倒で使わない人も多くいますが、こうした付属品はできるだけ保管し、査定前に探し出しておくことで、高価買取を狙えますよ。

 

複数のピアノ買取業者に見積もりを出してもらう

ピアノの買取は本当に業者によって、値段が違ってきます。

古いピアノになると、本体は0円でさらに引き取りの手数料がとられてしまう場合もありますが、ほかの業者に相談をすれば1万円程度で買い取ってもらえるという場合も。

特に人気メーカーのピアノや、グランドピアノなどの高価な商品になれば、査定額は業者によって数万円以上の差が出ることもめずらしくありません。

今はピアノ買取業者に、ピアノのメーカーや購入時期を知らせることで、おおよその査定額を計算してもらえる事前見積もりをしているところがほとんどです。

一件だけに申し込まず、必ず数社から見積もりを出してもらい一番良い条件で買取をしてくれるところを見つけましょう。

 

５．まとめ

ピアノは子供のころから大人になるまで長い間演奏することも多く、たくさんの思い出の詰まった楽器です。

だからこそ、お世話になったピアノを少しでも高く買い取ってもらえるよう、事前にお手入れをすることと、複数の業者に見積もりを出してもらうことはとても大切です！

ぜひ納得のいく金額で買取ができるように、今回ご紹介したポイントを意識して査定に出してみてください！

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