中のオイルの抜き方は?これを読めば全部解決!オイルヒーターの処分方法8選
皆さんは冬の寒い時期にどのような暖房器具をお使いになられていますか?
こたつにエアコン、ファンヒーターやガスストーブ、そして床暖房などさまざまな製品がある中で、小さなお子さんのいるご家庭におすすめなのが「オイルヒーター」です。
デロンギやアイリスオーヤマのものなどが有名ですが、オイルヒーターは空気を汚さずじんわりとお部屋全体を温めることができるうえ、万が一直接触ってしまっても火傷をしにくい安全な構造になっているため、近年メジャーな暖房器具のひとつとなっています。
しかしオイルヒーターは、ほかの暖房器具と比べて電気代がかさむ傾向があり、エアコンと違い冬にしか使えないため持て余してしまう方も大勢いらっしゃいます。
使わず収納したままにするよりも、思い切ってオイルヒーターを処分してみませんか?
今回はオイルヒーターの処分方法を詳しく見ていくとともに、気になる中のオイルはどうするのかも併せて徹底解説いたします!
私が監修致しました
買取いちばんスタッフの寺坂です。本日は暖房器具のお話をさせていただきますね。 寒い日にお部屋を温め快適に過ごすのに一役買ってくれるのが暖房器具です。その中でも「オイルヒーター」は事故の起こりにくい温度で安全にお部屋を温めることができるため、小さなお子さんや室内でペットを飼われているご家庭などでは大変重宝されています。 しかし近頃はエアコンの性能がかなり良くなったこともあり、”暖房器具はエアコンのみで事足りる”というケースも増えてきたように思います。そのため、まだ使用できるけど必要なくなってしまったオイルヒーターが押し入れに眠ったまま…という方も結構いらっしゃるのではないでしょうか? 不要なオイルヒーターは早めに処分するのがおすすめです。 今回のコラムでは、オイルヒーターを処分するおすすめの方法を順に解説していきます。中に入っているオイルが心配で処分に踏み切れなかった方もこの記事を読めばもう安心です!ぜひ処分の際の参考にご覧ください!
目次
オイルヒーターってどんなもの?
寒くなると活躍する暖房器具ですが、その中で”実はまだ使ったことがない”という方が案外いらっしゃるのが、この「オイルヒーター」です。
一般的に普及しているエアコンやファンヒーターといったほかの暖房器具と比べて、オイルヒーターはどう違うのか、まずはその特性について解説します。
オイルヒーターの仕組み
オイルヒーターとは、オイルを温めて、その放熱を利用して空間を暖める暖房器具のことを指します。
本体の中には熱伝導率の高いオイルが密封されており、電気を使ってオイルを温め、放熱する仕組みです。エアコンやファンヒーターのように風を出すものではありませんので、温度にムラがなく、部屋全体がゆっくりじんわりと暖まっていきます。
中のオイル自体は密封されているため、石油ストーブのようにオイルを補充したり交換したりする手間は必要ありません。また、難燃性なので火事の危険性もないという優れものなのです。
ただし、オイルヒーターはその仕組み上、オイルを温め続けなければなりません。そのため、利用中はずっと電気代がかかることになります。
オイルヒーターのメリット・デメリットは?
見た目もスタイリッシュで近年じわじわと人気上昇中のオイルヒーターですが、気になるのはやはりメリットやデメリットについてですよね。
オイルヒーターのメリット
エアコンやファンヒーターのような一般的に使われている暖房器具とは異なる仕組みで空間を暖めるオイルヒーター。その特徴や違いがどんなメリットとして現れてくるのか詳しく見ていきましょう!
オイルヒーターのメリットとして挙げられるのは以下の6つです。
- メンテナンスが簡単
- 静音性が高い
- 温度ムラがない
- 空気が乾燥しにくい
- 事故が発生する危険性が少ない
- 電源を切ったあとも暖かい
【メリット1】メンテナンスが簡単
オイルヒーターは、仕組みの項目でも触れましたがオイルの補充や交換が必要ありません。つまり、メンテナンスが非常に簡単というわけです。汚れたときは本体を乾いた布で拭くだけで良いでしょう。
【メリット2】静音性が高い
オイルヒーターの大きなメリットとして、稼働音がほぼなく、静かであることが挙げられます。
就寝時、エアコンなどの稼働音が気になる方もいらっしゃいますが、オイルヒーターは静音性が高く、音に敏感な方でも安心して寝室に設置できます。
スイッチを入れると最初はパチパチと音が鳴りますが寝静まる頃には収まるため、ずっと稼働音が出るエアコンよりも気にならないはずです。
【メリット3】温度ムラがない
オイルヒーターは輻射熱(ふくしゃねつ)によって部屋の空気そのものを暖める仕組みです。そのため、風を送っているエアコンやファンヒーターとは異なり、温度ムラが発生しないのです。
【メリット4】空気が乾燥しにくい
オイルヒーターは風を使わず部屋を暖めるので、エアコンなどに比べると空気中の水分が奪われにくいという特徴があります。また、熱源が密閉されているので、空気を汚す心配もありません。
【メリット5】事故が発生する危険性が少ない
火災事故が発生する危険性が少ないことも、オイルヒーターの大きなメリットです。ストーブなど、火を使う暖房器具は引火の危険性を伴いますが、オイルヒーターは火を使わないので引火の危険性がありません。
ただし、本体は60℃~80℃程度の高温になるため直接触れないように注意しましょう。
【メリット6】電源を切ったあとも暖かい
意外と知られていないのがこの6つ目の特徴です。オイルヒーターは本体そのものが温まっているため、電源を切ってもしばらく効果が続きます。中のオイル自体が冷めて室温より低くなるまでは多少なりとも暖房効果が得られます。
オイルヒーターのデメリット
メリットを読むと良いことだらけのように感じられるオイルヒーターですが、やはりデメリットも存在します。オイルヒーターのデメリットは以下の3つです。
- 暖かくなるまでに時間がかかる
- 長時間使用すると電気代が高くなる傾向にある
- 捨てるのに手間がかかる
【デメリット1】暖かくなるまでに時間がかかる
一番のデメリットは、暖かくなるまでに時間がかかることでしょう。オイルを電気で温めて、その熱を放出することで空気を暖めるという構造上、電源を入れてから約20~30分ほどしないと、その温かさを感じることはできません。
また、じんわりと空気を暖めるために、人の出入りがあったり換気をしたりして冷たい空気が部屋に入ってしまうと、部屋全体の温度が下がってしまうため、なかなか元の暖かさに戻りません。
時間がかかるということは、その分電気代も結果として高くついてしまう傾向にあります。
【デメリット2】長時間使用すると電気代が高くなる傾向にある
オイルヒーターの2つ目のデメリットは、1つ目とも関連しますが電気代が高くなる可能性があることです。オイルヒーターは部屋を暖めるのに時間がかかるため、使用時間が増えるのに比例して消費電力が大きくなり、電気代が高くなる傾向にあります。
しかし先程もお伝えしたように、オイルヒーターは部屋を暖めた後、スイッチを切っても熱を発して周囲の温度を持続させることができるという特徴もあるので、しばらく使ったらスイッチを切ることで電気代の対策ができます。ただスイッチのオン/オフを繰り返すと、電気代が増す点にはご注意くださいね。
【デメリット3】捨てるのに手間がかかる
買い替えや古くなってオイルヒーターを処分する場合、処分に手間がかかることもあります。
まず、オイルヒーターの本体はある程度重くて体積も大きいことが多いため、運ぶ際も大変であるということが挙げられます。
また、後ほど詳しく解説いたしますが、まれに自治体によっては本体のオイルを抜いてからでないと処分できない場合もあるため、注意が必要です。
オイルヒーターの寿命はどのくらい?
オイルヒーターの仕組み、メリットやデメリットについて詳しく見てまいりましたが、オイルヒーターは一体どのくらい使えるものなのでしょうか?
エアコンや石油ストーブなどの一般的な暖房器具は、7~10年程度が買い替えの目安と言われています。
一方オイルヒーターの寿命は、年数の具体的な表記がない場合がほとんど。大手メーカーデロンギの公式サイトには、「ご使用いただく環境や頻度などにより異なるため、耐用年数は定められておりません」と記載されています。
オイルヒーターの寿命が長いワケ
先程も少し説明したように、オイルヒーターは、密閉された容器の内部にあるオイルを温めることで熱を発生させる構造になっています。ほかの暖房器具のように燃料交換の必要がなく、取り扱いが楽な点が支持されているものです。
オイルが密閉されているので劣化しにくく、熱源となるものが露出していないため故障する心配も最小限。本体よりも先にキャスターやケーブルが劣化して壊れることが多いようです。
この独特の構造が、オイルヒーターが長く愛用できる理由であり、実際に口コミを見てみても約10~15年ほど使用される方が多い印象です。
オイルヒーターを長持ちさせるには?
いくら寿命が長いとは言え、雑に扱ってしまえば当然壊れることもあります。
オイルヒーターの最大のメリットは、何度もお伝えしておりますが燃料交換の必要がない手軽さです。メンテナンスは、布やハンディモップなどでボディを軽く拭く程度で大丈夫ですが、ほかの家電同様にコード周りをデリケートに扱うことが長持ちの秘訣です。
とくにオイルヒーターは消費電力が高く、コンセントが熱をもちやすくなるので注意してください。オイルヒーター本体の事故は少ないですが、コード周りの取り扱いには十分に注意したほうが安心です。
下記ポイントに注意して、断線や火災といったトラブルを避けましょう。
- タコ足配線や延長コードの使用は避ける
- コンセント周りのホコリを掃除する
- ケーブルをきつく縛ったまま放置するのはNG
この症状が出たら買い替え時!
いくら寿命が長いとは言え、オイルヒーターにも買い替えどきがあります。下記のような症状に気づいたら、処分を検討しましょう。
- 電源がすぐに切れる
- 温まりが悪くなった
- いつもしないような異音がする
- ニオイが気になる
※ ものによっては、使い始めに塗装が熱に馴染むまで特有のニオイを感じる場合があります。その場合は故障ではないのでご安心ください。
電源系のトラブルはコード周りに原因がありますが、異音や異臭はボディやオイルに問題がある場合がほとんどです。
オイルヒーターのオイルは完全に密封された状態になってはいますが、絶対に漏れださないとは限りません。ネジが緩んでしまったり、ぶつけた衝撃でヒビが入ってしまったりするとオイルが漏れ出すことがあります。
いずれにしてもそのまま使い続けるのは大変危険です。
断線やオイル漏れから火災につながることもあるので、いつもと異なる症状が出たら、早急に使用を停止しましょう。
オイルヒーターを処分したいけど…中のオイルはどうすれば良いの?
オイルヒーターの寿命や買い替えのタイミングは分かったけれど、気になるのは中のオイルの処分方法ではないでしょうか?
結論から言うと、基本的には中のオイルを抜く必要はありません。しかし、お住まいの地域によっては以下のような場合も考えられます。
自治体によってオイルヒーターの処分時の対応が異なる
自治体のサービスを利用することができれば安価で安心して捨てることができますが、実は注意点が2つあります。
- オイルを抜かなければ回収してもらえない場合がある
- そもそも自治体での回収を行っていない場合がある
では順番に詳しく見ていきましょう。
注意点1. オイルを抜かなければ回収してもらえない場合がある
まず1つ目は、オイルヒーター内部のオイルを抜かなければ回収してもらえない自治体があることです。
難燃性のオイルとは言え、不注意から火災など事故につながる可能性もありますので安全に注意しながら作業していきましょう。
【オイルの抜き方】
- オイルヒーターのコンセントを抜き1日ほど放置して放電させておく
- キャスターやカバーを固定しているビスを外し、内部の電装部品を外していく
- 蓋に電気ドリルなどで穴をあけ、中のオイルを出す
※ 商品によってはこの方法でオイルを抜くことができない場合もあります。
オイル漏れの際にも触れましたが、オイルヒーターのオイルは多くの場合、紙や布に染み込ませ燃えるゴミで捨てることができます。作業後、オイルを染み込ませた新聞紙や布は、ビニール袋に入れて各自治体の分別ルールに従い処分しましょう。
このようにオイルは工具があれば個人宅でも抜くことが可能ですが、どんな方でも簡単にできる作業というわけではありません。オイル抜きができないという場合はオイル抜きの必要のない処分方法を検討した方が無難でしょう。
注意点2. そもそも自治体での回収を行っていない場合がある
2つ目は、適正処理困難物として定められており粗大ゴミ回収を行っていない自治体があることです。適正処理困難物は自治体の管理するゴミ処理場での処分が非常に困難であるものに定められます。
したがって、普通ゴミとしても粗大ゴミとしても回収することができないのです。
お住いの自治体でオイルヒーターが回収してもらえるかどうかは、事前に自治体のホームページで確認をしておきましょう。また、抜き取ったオイルの処分方法も自治体によって異なりますので、必ず事前に確認してから処分するようにしましょう。
オイルヒーターの処分方法は?
オイルヒーターを処分する際の注意点について確認したところで、次は具体的な処分方法について見ていきましょう。
オイルヒーターの処分方法として一般的に考えられるのは以下の8つです。
- 粗大ゴミとして処分する
- ゴミ処理場に自分で持ち込む
- メーカーや販売店に引き取りを依頼する
- 地元の情報掲示板を利用して処分する
- 知人・友人に譲る
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリを利用し出品する
- 不用品回収業者に買取・回収を依頼する
これら8つの方法をおおまかに分類すると「ゴミとして処分する方法」「譲渡する方法」「売却する方法」の3つに分けることができます。
まずはこの中の「ゴミとして処分する方法」から順を追って見ていきましょう。
オイルヒーターをゴミとして処分する方法
寿命が長いとは言え、不具合が出てしまい見るからに劣化したオイルヒーターは処分するしかありませんよね。ゴミとして処分するには以下のような方法があります。
粗大ゴミとして処分する場合
粗大ゴミの一般的な定義は、最大辺が30cm以上の家具や家電とされています。
オイルヒーターは小型のものでも30cmを超えるサイズであることがほとんどなので、どの自治体でも普通ゴミではなく粗大ゴミに分類されるでしょう。
以下に名古屋市の場合の粗大ゴミの手順をご紹介します。
【粗大ゴミを出す手順】
- ネットか電話で回収を依頼する(その際に処分料金が確定します)
- 料金分の手数料納付券をスーパー・コンビニ・郵便局などで購入し処分するオイルヒーターに貼っておく
- 収集日当日の朝8時までに指定の場所に運び出して完了
※ 細かいルールに関しては各自治体ごとに異なるので、必ず事前に確認してから処分するようにしましょう。
回収場所まで自分で運び出さなくてはならないこと、指定された回収日まではオイルヒーターを手元に置いておかないといけないことがネックですが、費用は比較的安価に済み、自治体によりますが相場としては500~1,000円程度となっています。
なお、先程もお伝えいたしましたが、自治体の中には「オイルを抜いてからでないと処分できない」「自治体での回収は不可」としている場合がありますので、必ず事前に確認したうえで処分するようにしましょう。
ゴミ処理場に自分で持ち込む
オイルヒーターをご自身で運ぶことができるのなら、自治体のゴミ処理場やクリーンセンターといった施設に直接持ち込む方法もあります。
ただし、積み下ろしや運搬は自力で行う必要がありますし、処理施設が遠方の場合、車がないと持ち込むのは難しいかもしれません。
重さや大きさで料金が決まるので、ものにもよりますがおよそ数百円ほどで処分できるでしょう。
持ち込みに事前予約が必要な場合や曜日によって受付時間が変わる場合もありますので、事前によく確認する必要があります。
メーカーや販売店に引き取りを依頼する
オイルヒーター製造メーカーや販売店では、不要なオイルヒーターの引き取り処分を有償で行っている場合があります。すべての店舗で実施しているわけではありませんが、実施している店舗では基本的に郵送で回収を実施してくれるため、ご自宅から出ずとも処分することが可能です。
引き取りを依頼する際は、費用について必ず確認をしておきましょう。引き取り処分は基本的に有料です。送料を負担する場合や、引き取り費用として一定額を支払う必要がある場合など、条件はさまざまです。
以下は引き取りサービスを実施しているメーカー、店舗の一例です。
メーカー 店舗 | 費用 | 注意点 |
---|---|---|
デロンギ | 2,000~5,000円(送料) | ・同メーカー製造品に限る ・箱が必要な場合は別料金で購入可能(1箱1,800円~) |
ユーレックス | 送料+廃棄費用として2,000円 | ・同メーカー製造品に限る ・費用は依頼時に確認する必要あり |
エディオン | 2,200円 | ・店頭持ち込みが必要 ・重さ20kg以下に限る ・縦+横+高さが計150cm以下に限る |
ジョーシン | 2,200円 | ・店頭持ち込みが必要 ・対象外店舗あり |
無印良品 | 要確認 | ・無印良品販売製品に限る ・費用は依頼時に確認する必要あり |
引き取りされたオイルヒーターは、使われている素材を再資源化しリサイクルしてもらえることが多く、地球環境にも優しい処分方法となっています。お持ちのオイルヒーターのメーカーが引き取りを行っていないか、お近くの販売店で回収処分を行っているかどうか確認してみましょう。
ただし、販売店でオイルヒーターの引き取り処分を行っている場合、新たな商品を購入した場合のみという条件が設定されていることが多いです。そのため、まずは引き取り条件や、処分のみを請け負っているかどうかを確認した方が良いでしょう。
オイルヒーターを譲渡する方法
売れるようなものではないけど、まだまだ安全に使えるオイルヒーターなら欲しいという方に譲るのも良いでしょう。
地元の情報掲示板を利用して処分する
処分しようとしているオイルヒーターがまだ十分に使用できる状態の場合であれば、欲しがっている方を探して譲渡することもできます。
ジモティーのような地域の掲示板であれば、直接引き取りに来られる近隣の方を中心に相手を探せるので、梱包の手間も省け、比較的簡単に手放すことができるでしょう。
ただし、無償とは言え人に手渡すものである以上はマナーとして綺麗に手入れしておく必要はあります。また対人取引であるため、なんらかのトラブルに巻き込まれる可能性も視野に入れておくと安心かもしれませんね。
知人・友人に譲る
今年はオイルヒーターを買ってみようかな…と検討されている方は身近にいらっしゃいませんか?もし友人や親戚にそのような方がいれば、お持ちのオイルヒーターを譲るというのはどうでしょう?
安いものなら1万円しない安価なものもありますが、高性能な人気ブランドのものとなれば3〜10万円以上はざらです。それを譲ってもらえるのであればお相手も大変喜ばれるのではないでしょうか。捨ててしまうよりも欲しいという方に再利用してもらえた方がこちらとしても嬉しいですよね。
ただし、相手が遠方であった場合には、配送料が必要になってしまいます。オイルヒーターの場合、大きさはそこまで大きくありませんが重さは10kg以上あるものが多く、その分配送料が高額になってしまうことも考えられます。
そもそもお譲りするオイルヒーターが高額なものな場合、無料で譲るのを条件に「配送料は相手持ち」にするなど、費用の面での話し合いを事前にきちんとしておかないと、いくら知り合いと言えど後々トラブルになり兼ねないのでその点だけ注意しましょう。
オイルヒーターを売却する方法
状態が良く、見た目も綺麗なオイルヒーターなら、「売却する方法」もぜひ検討してみてください。
オイルヒーターは手入れも簡単、音も静かで乾燥知らず、そのうえ安全性も高いため人気の高い暖房器具のひとつです。そのため、季節家電にはなりますが中古市場でもとても人気があります。
- 年式が新しい
- 人気メーカーのもの
上記のようなオイルヒーターをお持ちなら、まずは売却する方法がおすすめです!処分費用もかかりませんし、もしかしたら思った以上に高く買い取ってもらえるかもしれませんよ!
リサイクルショップに買い取ってもらう
リサイクルショップではさまざまなジャンルを取り扱っているため、オイルヒーターももちろん買い取ってもらえるでしょう。「出張買取」「宅配買取」「店頭買取」を利用できるのも魅力のひとつですね。
しかし数多くのジャンルを幅広く取り扱う便利なお店である一方で、その分専門性に欠けるというデメリットがあります。本来なら価値のあるオイルヒーターでも、相場の半分以下の値段で査定されてしまうこともあるのです。
また、買取できないものの場合、引き取り不可になってしまうことも考えられます。その場合は別の処分方法を検討し直す必要が出てくるため注意しましょう。
ネットオークション・フリマアプリを活用する
ネットオークションやフリマアプリの大きなメリットは、多少傷があるものや型が古くても、有名メーカーのものや性能が優れたものなら売れる点と、自分の好きな価格で売れる点でしょう!
【ネットオークション・フリマアプリに出品する手順】
- 事前にオイルヒーターの相場を調べたうえで、販売価格を決定する
- 商品説明をわかりやすく書く
- オイルヒーターの商品画像を自分で撮影し、商品ページに掲載する
- 自宅からの運び出しと発送手続き
- 購入者とのやり取り
業者には買い取ってもらえないようなものでも売れる可能性があるのは嬉しいですが、いつ売れるの分からないため売れるまではいらないオイルヒーターを保管し続ける必要があります。
また、配送料はこちらが負担することとなります。先述したようにオイルヒーターは重量があるため、出品時に送料込みの価格を設定しておかないと、せっかく高額で売却できても送料でマイナスに…なんてことにもなり兼ねないため注意しましょう。
さらに、商品に傷や汚れがついてはトラブルに発展し兼ねませんから、配送時の破損などを防ぐために梱包を厳重に行う必要もあり、出品から発送まで自分ひとりで行うにはそれなりの労力がいるかもしれません。本来ならお得な売却方法のひとつですが、売却方法の中では唯一手間やご自身の労力がかかる方法でもあります。
不用品回収業者に買取・回収を依頼する
不用品回収業者と聞くと、多くの方は”ただ不用品を処分するだけの業者”と思われるかもしれません。
しかし、実は不用品回収業者の中には、「買取」により力を入れ、各ジャンルの専門知識を持った査定士が常駐している業者もあるんです!
そんな不用品回収業者に依頼すれば、オイルヒーターも価値を分かったうえでしっかり査定してもらえますし、ほかにも不用品がある場合にはまとめて処分することも可能です。
不用品回収業者ならほかの不用品もまとめて処分してもらえる!
重たいオイルヒーターを運ぶのは大変だし、ほかにもたくさん処分したいものがあって困っている…そんな方にぴったりなのが「不用品回収業者」です!
不用品回収業者はもちろん出張回収もできます!自治体によっては中のオイルを抜く必要もありますし、そもそも回収できない場合もあります。それに重いオイルヒーターを運ぶのは体力に自信のない方やお年寄りには負担が大きいですよね。
不用品回収業者なら、そんなお悩みをすべて解決できちゃうんです!もちろんほかにも処分したいものが一度にまとめて処分可能!自宅にいながら査定・買取・搬出まで依頼主が何かする必要はありません!
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下のとおり。
- 自分の都合に合わせて自宅まで回収に来てくれる
- 不用品回収・買取を全てワンストップで行える
- 回収・買取をしてくれる業者なら、査定額を差し引いてお得に処分できる
- 買取不可な場合でも、引き取りに応じてくれる
- 自分で運び出す必要がない
- ほかの不用品もまとめて処分してもらえる(まとめて処分する方がお得に!)
気になる費用は?
これだけのメリットがあるとは言っても、やはり気になるのは「費用」ですよね。
通常、不用品回収業者へ依頼すると、
基本料金 + 回収費用 = 支払い料金
という料金形態になっていることが多く、基本料金相場が3,000円〜とオイルヒーターの回収費用相場が3,000円〜となっているので、
3,000円 + 3,000円 = 6,000円〜
この程度が妥当かもしれません。
ほかの方法と比べるとだいぶ割高…と感じるかもしれませんが、まとめて不用品を処分する場合にはお得になる料金形態もあり、中には決められた大きさのトラックに積める分であれば金額は据え置きという太っ腹なプランもあります。
また、不用品回収業者は、オイルヒーターが売れない場合でもそのまま回収が可能です!
本来、買取を断られてしまったらご自身で処分する必要があるところを、不用品回収業者なら処分まで頼むことができるのは嬉しいですよね!
悪徳業者に要注意!
しかし不用品回収業者のほとんどがこういったメリットがある一方、中には悪徳業者も紛れている場合があるため注意が必要です。
どういった点を気を付けるべきなのかというと、
- 「無料」を謳い文句にする
- チラシ投函を積極的にしている
- トラックで町を巡回している
こういった業者は、後から高額請求してきたり、不用品回収後に不法投棄したりするケースも。
「無料回収」を謳い文句に、出張費用や運搬費用などを後から請求するという悪どい業者も結構あるんです。
ましてや不法投棄の場合は、業者だけでなく依頼主も法で裁かれるので、決して他人事ではありません。
- 対応が丁寧
- 訪問見積もりに対応している
- 口コミが高評価
- 見積もり書が明解
- 値段交渉に応じてくれる
など、これらの条件に当てはまっている業者であればまず安心して大丈夫。信頼できる業者であれば、楽してお得にオイルヒーターを処分することができます。
なるべく費用は抑えたい、ほかにもたくさんの不用品をまとめて手間なく処分したい!という方はぜひ検討してみてくださいね。
オイルヒーターを少しでも高く売るには?
いくら状態の良いオイルヒーターとは言っても、ホコリを被ったままで売りに出したのでは高額な査定は見込めません。せっかく買い取ってもらうならやっぱり少しでも高く売りたいですよね。
以下のポイントをしっかり確認してからオイルヒーターを売却しましょう!
キレイに掃除しておく!
オイルヒーターはその特徴的なじゃばらのような部分にホコリが溜まりやすく、そのままでは汚れが目立ってしまいます。可能な範囲で掃除をしておくだけで、印象がグッと良くなります。
このとき、意外と見落としがちなキャスター部分も忘れずに掃除してください!ホコリや髪の毛が巻き込まれていないかも大事なポイントです。
製品の状態は査定時に非常に重要なポイントになります。その金額差は高価なものほど大きくなるので、日頃からこまめに掃除をしておくのをおすすめします。
付属品は全部揃える!
- 本体の説明書
- 保証書
- リモコン
といった購入時に入っていた付属品がすべて揃っていれば査定額UPも期待できます。使用時から付属品は大切に保管してください。
また、意外と捨ててしまいがちな外箱も大事な付属品のひとつです。残っている場合は買取業者も再販しやすいため、より高価買取に有利になるでしょう。
できるだけ早く売る!
オイルヒーターに限らず、基本的にどんなものでも発売から時間が経てば経つほど買取価格は下がります。メーカーや買取業者にもよりますが、大体3年を超えると査定額は大きく下がる傾向にあります。
また年数が経ちすぎてしまうと、業者によっては引き取ってもらえないこともあるので、売りどきを逃さないように気をつけましょう。
使用しなくなったら”試しに一度査定に出してみる”くらいの心構えが良いかもしれませんね。
寒くなる前に売る!
オイルヒーターは暖房器具なので、肌寒くなってきた秋口から冬直前くらいに売るのがおすすめです。需要のある10月~1月頃の間は買取価格が高くなる傾向にあります。
しかし、先程もお伝えしたように製品が古くなってしまっては結局価値が下がってしまうことになり兼ねません。わざわざ待ってまでこの時期に売る必要はないので、ご自身の処分したいタイミングで処分してくださいね。
複数の業者に査定をしてもらう!
ネットオークションやフリマの場合には当てはまりませんが、リサイクルショップや不用品回収業者といった買取業者利用した場合、高く売るためにもっとも重要になるのが、「複数の買取業者に出して査定金額を比べる」ことです。なぜなら既にお伝えしたように買取業者によって得意なジャンルや買取基準がバラバラで、査定額に差が出るからです。
少なくとも3社程度は見積もりに出すと良いでしょう。いくつかの業者に見積もりに出すことでスタッフの対応など悪徳な業者かどうか判断するにも役立ちますし、お持ちのオイルヒーターの買取相場を知ることもできます。ほかの店のほうが高かった…と後悔しないためにも、相見積もりは重要になるのです!
買取金額を交渉してみる!
こちらも買取業者で売却した場合に限られますが、「買取金額の交渉」も買取金額を上げるための手段のひとつです。とくに人気メーカーのオイルヒーターなら尚更!
先述した「複数の業者に査定してもらう」ことで買取相場を理解しておくと交渉もスムーズなはずです。
金額交渉に引け目を感じてしまう方も多いと思いますが、売却側と査定士が互いに納得し気持ちよく買取を終了するために、むしろ必要であると言っても過言ではありません。
買取に有利!オイルヒーターの人気ブランド3選!
最後にオイルヒーターのおすすめメーカーをご紹介します。
オイルヒーターの専門メーカーや、コスパに優れたアイテムを展開するメーカーなどがありますので、ぜひ参考にしてくださいね!
De’Longhi(デロンギ)
デロンギは、イタリア生まれの家電メーカーです。オイルヒーターは、世界70か国以上で使用されており安心感は抜群。感覚的に操作できたり、火傷しにくい仕様になっていたりと機能性は高いです。
また、グッドデザイン賞を獲得するなどデザイン性の高さも魅力で、部屋に置いておいても野暮ったくなることがないのは嬉しいポイントです。
おしゃれで機能性も優れていることから中古市場でもとても人気の高いメーカーになります。
eureks(ユーレックス)
オイルヒーターを専門に販売している日本のメーカーで、日本で使いやすいように工夫されているのが特徴です。”国産で信頼できるものを”と購入される方も多く、中古でも安定の人気を誇っています。
日本語の音声ガイダンス付きで分からないことがあっても解決しやすく、また地震が多い日本に合わせ万が一転倒したら自動的に電源が切れる機能も備わっているのが嬉しいですね。
そのほかにも1時間単位で室温を設定できる機能や、省エネタイマーなども搭載したモデルも展開し、付加価値が高い商品ラインナップが魅力です。
IRIS OYAMA(アイリスオーヤマ)
オイルヒーターに限らず、エアコンや洗濯機などさまざまな生活家電を展開しているメーカーです。シンプル設計なアイテムが多いので使いやすいことに加え、比較的低価格なのも嬉しいポイントでしょう。価格帯は低めながらも、機能性の素晴らしさに定評があり、中古で売られることも多いです。
一人暮らし用にメイン使いするのも良し、トイレや寝室などでポイント使いするも良し。幅広いシーンに使えるアイテムが揃っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、近年注目されている暖房器具「オイルヒーター」の主な処分方法について詳しくご紹介いたしました。
オイルヒーターの処分方法をおさらいすると、
- 粗大ゴミとして処分する
- ゴミ処理場に自分で持ち込む
- メーカーや販売店に引き取りを依頼する
- 地元の情報掲示板を利用して処分する
- 知人・友人に譲る
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマアプリを利用し出品する
- 不用品回収業者に買取・回収を依頼する
これら8つの方法がありましたね。
メーカーが積極的にリサイクルに取り組んでいる場合であれば、送料のみで再資源化してもらえるため回収に回すのも良いですし、費用を抑えたいのであれば粗大ゴミとして処分する方法も良いですね。
しかし、自治体によっては中のオイルを抜く必要があったり、処理困難物として扱うため回収してもらえなかったり。かけられる時間や費用に応じて、ご自身に合った方法を選びましょう。
手間がかかるのは面倒くさい、もっと手軽でお得に処分したい…そんな方におすすめなのは「不用品回収業者」です!
弊社でもオイルヒーターの買取・回収を行っています。
買取いちばんドットコムはなるべく高く買い取ってほしい!できるだけお得に処分したい!そんなお悩みにお応えいたします!
オイルヒーターの処分でお悩みなら、ぜひ一度「買取いちばんドットコム」までご相談くださいませ!
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