高級ブランドのダイニングテーブルは非常に高い値が付きます。例えば、イタリア家具の最高級ブランドとされるカッシーナは、状態や素材にも依りますが、1万円から10万円近くの買取価格が付くことがあります。カリモクやマルニといった国内の高級家具メーカーのダイニングテーブルも1万円から5万円程度の幅で買取がなされています。特に著名デザイナーがデザイン、コラボした製品に関しては、そのデザインの優秀さや希少性に加え、意匠権分の価値も金額に加味されるため、新品ではなくても10万円以上の買取価格が付くケースがあります。

高級素材のダイニングテーブルも高い買取価格が付く傾向があります。ダイニングテーブルの代表的な高級素材として挙げられるのが、大理石や木材のウォールナットです。先述したブランド家具においても、大理石やウォールナットを使用した製品であれば、特に高い値が付く見込みが高くなります。人工大理石については、そもそも石ではなく人工的に本物に似せて作られただけの材質なので買取価格としてはあまり期待できません。ウォールナットについては、切り出したままの姿で使用されている無垢のダイニングテーブルであれば、極端に高い買取価格が付く場合があります。

見た目のインパクトの強いデザインではなく、むしろ北欧風デザインのように無駄な装飾のないすっきりしたデザインのテーブルに高い値が付く傾向にあります。またフリッツ・ハンセンなど世界的に名を馳せた北欧の家具メーカーは多く、そうした高級ブランドの北欧系デザインは、中古買取においてもかなり良い値段が付きます。

シンプルで機能性に長けたモダンと、私たちが慣れ親しんだ和風のテイストを併せ持ったデザインは和モダンと呼ばれます。そうした和モダンのダイニングテーブルは使いやすく、飽きにくく、カスタマイズ性にも優れているため、中古テーブル市場においても多くの人に好まれています。

使う人や部屋の構造の応じて、天板の高さが変えられるテーブルは非常に使い勝手が良いです。見た目や素材はもちろんですが、こうした機能面が価値として評価され高価買取につながるというケースも多くあります。