ラグは買い取ってもらえるの?引越し時に困るラグの査定ポイントと処分方法!
目次
フローリングになっている洋室のインテリアに欠かせないラグ。
一人暮らしはもちろん家族で暮らす一軒家のリビングにも、おしゃれなラグを置いている家庭は多いのではないでしょうか?
そんなラグも模様替えや引っ越しなどの理由で今まで敷いていたものを使わなくなった場合、そのまましまっておくにはスペースをとってしまいますよね。
今回は使わなくなったラグを中古で売ることができるのか、査定ポイントや買取以外の処分方法などもくわしくご紹介します。
1.ラグを処分するには?
そもそもラグとカーペットの違いをご存知でしょうか?
はっきりとした定義はないものの、ラグはだいたい200×250㎝の3畳くらいまでのコンパクトな敷物を指します。
それよりも大きいサイズや部屋全体に敷くものをカーペットと区分しています。
またラグは部屋の中央に敷くのが一般的で、センターテーブルの下のアクセントとして利用する人が多くいます。
そんな使わなくなったラグを処分する場合、次のような方法が挙げられます。
粗大ごみに出す
まずは自治体で行っている粗大ごみ回収に合わせて、ラグを捨てる方法があります。
ラグを処分する際は粗大ごみ処理手数料が発生しますが、自治体によって金額はさまざま。
おおよそ1,000円前後の料金がとられることが多いようです。
また、粗大ごみとして処分する場合は、自治体が指定する場所まで持ち出す必要があるので注意しましょう。
たとえばサイズが大きかったり、数が多かったり自分だけで持ち運ぶのは困難な場合は、粗大ごみ回収以外の方法での処分がおすすめです。
不用品回収業者を利用する
中古として価値がつかないラグは、不用品回収業者に引き取ってもらう方法があります。
こちらは自宅まで専門業者がラグを引き取りにやってくるので、自分で外に重い荷物を持ち出す負担がありません。
ただし、粗大ごみとして出すよりも処分にかかる費用は高額になり、ラグ1つでも数千円の金額が必要です。
そのためあらかじめ見積もりを出してもらい、予算の範囲内で処分ができるかチェックしておきましょう。
リサイクルショップや買取業者に買い取ってもらう
状態がきれいでまだまだ使えるラグは、中古品として買い取ってもらえる可能性もあります。
じゅうたんと同じく、特に人気ブランドのものや状態がきれいなラグは、自分が想像しているよりも高額で買い取ってもらえるかもしれませんよ。
2.ラグの査定ポイントは?
それでは、ラグを中古買取に出す場合、どんな状態なら比較的買い取ってもらいやすいのでしょうか?
汚れや臭いがないもの
まずはラグに汚れやほつれ、そして目立った臭いがあるかどうかが大きな査定ポイントです。
特にラグは布でできているため、うっかり飲み物をこぼしたときのシミや、長年使っていることによる端の部分のほつれなど経年劣化が起こりやすい家具。
また、臭いも染み込みやすいため、タバコを吸う家庭やペットがいる場合は自分では気づかないうちに気になる生活臭が出ているかもしれません。
もし洗濯をしてとれるレベルの臭いや汚れならまだしも、大きなシミや破れなど状態が良くないものは買取ができないため注意しましょう。
人気ブランドのラグ
ラグの中でも高額買取が期待できるのは、人気ブランドの商品です。
たとえば、日本でも人気のナチュラル系家具を取り扱う「ウニコ(unico)」や、ラグ・カーペット業界のトップブランドとして知られる「スミノエ」などのラグは、品質も良く中古でも高額買取が期待できます。
特にスミノエはあの国会議事堂の赤いじゅうたんを作っている会社としても知られているブランド。
ほかにも航空機のシート材や新幹線のカーペットなど、公共機関にも多くの商品を提供していて、知名度も高いことから中古でも買い取ってもらえる可能性が高いです。
機能的なラグ
ラグは子供部屋に設置することも多く、たとえば防ダニ加工や防音加工のラグは人気があります。
ほかにも手軽に洗濯機で丸洗いできる商品や、裏に滑り止め加工が施されているタイプなど機能的な商品は中古としても需要があり、高く買い取ってもらえる可能性があります。
3.売れないラグってどんな状態のもの?
反対に査定に出しても値段がつかないラグは、やはり汚れやダメージがあるものです。
ラグは毎日歩いたり座ったりする場所だからこそ、どうしても部分的にへたりやほつれが出てしまいます。
特に厚みがあるクッションラグは、人の体重によって部分的に窪みができやすい商品。
長年使い込んでおり、端の糸がほつれてきているものや、タバコ臭が残っているラグは買取ができないため、ごみとして処分しましょう。
4.ラグを高く売るために出来ること
それでは、少しでもラグを売るために前もってどんなことに気をつければいいのでしょうか?
ラグを高く売るためにやっておきたいポイントをご紹介します。
ラグをきれいに掃除する
ラグをそのまま査定に出す前に、できるだけきれいに掃除をしましょう。
ラグについたシミは中性洗剤を入れたぬるま湯の液剤にタオルを濡らし、それで汚れた部分をやさしくふき取りましょう。
毛足が長いラグは強くふき取ることで毛が抜けてしまうこともあるので、優しく拭き上げるのがコツです。
また、中性洗剤がそのまま残っているとラグが変色したり固まったりする原因になるため、必ず乾いた布と水で濡らした布を使って洗剤をきれいに落としてください。
ほかの家具と一緒に売る
ラグを売る場合は単品よりもほかの家具などの不用品と一緒に、査定に出すことで買取金額がアップする可能性があります。
引っ越しの際にいらなくなったテレビや、冷蔵庫などの大型家具や、楽器など不要なアイテムをまとめて売れば、お店側も一度にたくさんの商品を買い取れますしこちらもいらないものをすっきり処分できます。
なかには複数品をまとめて査定に出すことで、買取額をアップするキャンペーンを行っている業者もあるので、ぜひラグだけでなくほかの商品も一緒に売りに出しましょう。
5.まとめ
ラグは人気ブランドの商品や防ダニ加工など、機能的な商品は高額買取も期待できる家具です。
ただし汚れやほつれがあるものは、買取ができない場合もあるため日頃から汚れがついたらすぐにふき取るなどして、きれいな状態を保ちましょう。
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