フランスベッドはベッドをはじめとする寝具を中心とした家具の製造、海外ブランド家具の取扱い、介護用品の生産などをおこなっているブランドです。創業は1949年に東京都三鷹市で前身の双葉製作所で、車両用シートを製造したところに始まります。1956年に分割式ソファベッド「フランスベッド」を開発し、1961年には製品名が現在の社名となりました。戦後はまだ畳の上で布団を敷いて寝る習慣でしたが、時代とともに移り変わる日本人のライフスタイルにあわせてソファベッド・一体型ベッドを市場に送り込み、古くから認知されるようになりました。
日本国内におけるベッドのリーディングカンパニーとして、日本人に合ったより良い睡眠を提供できるよう研究開発を続け、スランバーランド社などの絵画ベッドメーカーとの技術提携や独自の素材の開発など日々前進し続けています。現在では高齢化社会にも着目しシニアブランドであるリハテックの設立や介護業界への参入など発展が目覚ましいです。
ここ東海地方では名古屋にショールームを設置し、製品は各地域の有名家具店で取り扱われており高い知名度を誇ります。

フランスベッドの製品の特徴は日本人に合った製品作りにあります。特にマットレスの主力製品であるライフトリートメントには同社の趣向がうかがえます。
ライフトリートメントは高温多湿の日本の気候を考慮し、通気性を考えるとともに畳で寝る習慣になれている日本人にあわせて硬めに作られています。点で支えるポケットコイル式ではなく、同社の技術である高密度連続スプリングを使用したボンネルコイル式にする事で日本人好みの硬さを実現、更にはボンネルコイルの弱点である体圧分散などを克服し、快適性の高い製品に仕上がっています。