使わなくなったミシンを処分したい!ミシンの最適な処分方法や費用について解説します。


ハンドメイドを趣味とされる方や、小さなお子さんのいる家庭では何かと小物を作る機会が多く、活躍するミシン。
しかしいざ不用になったときに正しい処分方法が分からず、困ることも多いものです。
家庭用のミシンは昔に比べるとコンパクトなものも増えましたが、使っていないのに眠らせておくのはスペースがもったいないですよね。
そこで今回は、不用になったミシンを処分する方法についてご紹介したいと思います。
幼稚園や保育園で小物を作るのに必要だったけれど子どもも大きくなり今は使っていない方や、最新の機種に買い替えたので不用なミシンが眠っているという方は、ぜひ参考にしてください。

私が監修致しました

使わなくなったミシンを処分したい!ミシンの最適な処分方法や費用について解説します。監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。 ハンドメイドで小物を作ったり、洋服や衣装などを作ったりお直しをしたりと、お裁縫をする上でミシンは欠かせない機械ですね。 コンピュータミシンと呼ばれる最新型のものや、足踏みで使う昔ながらのタイプまで種類は様々ですが、近頃はファストファッションブランドの流行により新品の服を安く手に入れられるため、お直ししてお下がりに…といった目的でミシンを使う機会は減ってきています。 ミシンって持ってみると意外と重たくて場所を取るので、もし使っていないのならこれを期に処分してしまいませんか? 今回はまだ使えるミシンを買取でお金に変える方法や、ごみとして処分する方法までを幅広くご紹介しています。 ミシンを処分しようと考えている方はぜひご一読ください!

ミシンの歴史や種類について

ミシンが日本に入ってきたのは1854年と古く、かのペリー提督が2回めの来校をした際に、13代将軍である徳川家定への献上品として贈ったものが日本で最初のミシンと言われています。
明治時代に普及し戦後に爆発的にヒットした、日本では長い歴史を持つ日用家電といえます。

当時のミシンは手回しで布を送っていましたが、技術の進歩とともにミシンにも様々な種類が生まれました。
種類によってはその処分方法も変わってきますので、まずはお手持ちのミシンがどのタイプかを把握しましょう。

まずミシンは、大きくは工業用家庭用のふたつに分かれます。

プロ仕様である工業用ミシンと呼ばれるものは、サイズも大きく機能も多い分、値段もかなり高額です。
家庭用はコンパクトなものが多く、デザインも可愛らしく価格帯もリーズナブルになっています。
他には職業用ミシンやロックミシン、足踏み用のテーブルのついたアンティークミシンと呼ばれるものもあります。
それぞれの詳しい特徴を見ていきましょう。

工業用ミシン

縫製工場などで使用されているミシンが工業用ミシンです。
洋裁店やデザイナーなどが使う職業用ミシンの倍以上もの回転速度があり、大量に製品を生産するのに向いています。
また工業用ミシンは1台ですべてをまかなう家庭用ミシンとは異なり、穴かがりや裾まつり、刺繍など一つの機能に特化しているのも工業用ミシンの特徴と言えます。その機能の種類は100種類以上あると言われています。

ロックミシン

工業用ミシンの中でも、スカートやズボンの裾などがほつれないようにかがるためのミシンがロックミシンです。
生地を裁断しながらロックステッチと呼ばれる処理をしていきます。
洋裁店や裾上げなどを行う洋服の修理店、洋品店などで使用されています。

職業用ミシン

直線縫い専用のものと縁をかがる専用のものがあるのが職業用ミシンの特徴です。
洋裁店などのプロや、服飾学校でも採用されており、また自分で本格的な洋服を作る人などにも愛用されています。
家庭用ミシンと比べると縫うスピードやパワー、仕上がりのレベルが段違いで耐久性も高くなっています。
また縫える布の種類も幅広く、薄いデリケートな布からデニムなどの厚手の布まで縫うことができるのも大きな特徴です。

アンティークミシン

アンティークミシンは丸みを帯びたボディの本体がウッドテーブルにセットしてあるもので、昔を舞台にした映画やドラマなどで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

足踏み式でレトロなデザインが人気のアンティークミシンは、インテリアグッズとして現在も人気があります。

家庭用ミシン

一方、趣味やリメイクなど家庭で洋裁や手芸を楽しむために作られたのが家庭用ミシンとなります。
一つの機能に特化していた工業用ミシンとは異なり、家庭用ミシンは「多機能」なものが主流となっています。

多機能ミシンはその名の通り何役もこなすことができ、基本の直線縫いからジグザグ縫い、かがり縫いなど様々な縫い方ができるだけでなく、ボタンホールをかがったり、イニシャルや簡単なモチーフを刺繍できるものもあります。

家庭用ミシンの中でも内部の構造の違いから、さらに「コンピュータミシン」「電子ミシン」「電動ミシン」に分けられています。

コンピューターミシン

コンピューターミシンは、名前の通りコンピューターを内蔵しているミシンです。

ボタンを操作したり数字を入力するなどの簡単な操作で模様を選べて、裁縫の初心者でもれれるの高いものを作ることができます。
糸を自動で切ってくれる機能やステッチ縫い、刺繍ができるタイプ、操作音を消したり音声によるガイダンスがついているなどの高機能なものもあります。
様々な機能がついていながら初心者でも扱いやすいので、コンピュータミシンが現在では家庭用ミシンの主流となっています。

電子ミシン

速度の調節を電子制御できるのが電子ミシンの特徴です。
機能が制限されている分価格は手頃で、縫うスピードの速度に関係なく一定のパワーで縫うことができます。

電動ミシン

電子ミシンへと進化したため今ではあまり普及していませんが、電動ミシンというものもあります。
家庭用のコンセントから基盤を通すのではなく、直接モーターに電気を送って動かすミシンです。

こちらも機能が制限されているため、ちょっとした縫い物や、本格的な家庭用ミシンのセカンドミシンとして利用するのが良いでしょう。

ミシンをリサイクルして処分する方法

ミシンを買ったはいいけれどあまり使わなかった…という方や子どもが小さいうちしか使わず眠っているという方は、捨てずにリサイクルして再活躍する場をあたえてみてはいかがでしょうか。

不用になったミシンをリサイクルする方法はいくつかあります。中には捨てるはずだったミシンがお金になる方法もありますのでぜひご検討ください。

ヤフオクやメルカリなどに出品する

育児をしているお母さんの中には、お子さんが幼稚園や保育園に通っている間だけ、入園入学用品を作るためにミシンが必要という方も多いです。
その数年間だけミシンがあればいいので、比較的きれいな状態のミシンであれば十分にオークションやフリマアプリでも需要があります。
冬から春にかけての入園・入学シーズンには購入に向けて動き出す人が増えるので、そのシーズンに合わせて出品してみてはいかがでしょう。

梱包や発送までを出品者が行わなくてはならず、また購入希望者とのメッセージや交渉のやり取りもまめに行う必要があるため、多少手間をかけてもいい人向けの方法にはなります。

リサイクルショップで買い取ってもらう

近所に電化製品を取り扱っているリサイクルショップがあれば、ミシンを買い取ってもらえるか聞いてみましょう。
そこまで高額にはならないかもしれませんが、売れれば即現金化ができる方法です。
自分で持ち込めるサイズのミシンならばよいですが、もし運ぶ手段がなければ出張買取などを行っているショップにお願いするとよいでしょう。

ミシン専門のリサイクルショップに買い取ってもらう

ほとんどがネットショップになりますが、ミシンを専門で買い取っているリサイクルショップもあります。
様々な商品を扱っているリサイクルショップとは違いミシンに関する専門知識がしっかりとあるので、通常のリサイクルショップでは断られてしまうようなアンティーク的価値のあるミシンなども買い取ってもらえることがあります。

ほとんどがネットショップになるため、宅配でミシンを送ることになりますがショップによっては箱や梱包資材などの宅配キットを事前に送ってくれることもあります。

欲しい人がいれば譲る

周りに欲しがっている人がいたらミシンを譲るという方法もあるので、親戚や友人、ご近所などに声をかけてみてはいかがでしょうか。

ミシンとしてはもう使うことができないようなアンティークミシンでも、レトロなものならお店のディスプレイとして人気があり、探している人もいるのです。

いずれも知っている人の中にミシンを欲しがっている人がいなかったとしても、今はSNSやジモティーなどの地域の掲示板で情報を募ることができるので、ミシンを写真付きで掲載してみてもいいと思います。

玄関先や最寄り駅などに引き取りに来てもらう場合は発送や梱包の手間もありませんが、宅配便で送るのであれば送料の負担をどうするのかなどは双方でしっかりと話し合いましょう。

高価買取が期待できるミシンのブランド

ミシンにも国内外に有名と言われるブランドがあり、これらのメーカーのミシンで状態のいいものであれば、高値での買取が期待できます。

  • Brother(ブラザー)
  • JAGUAR(ジャガー)
  • JANOME(ジャノメ)
  • JUKI(ジューキ)
  • SINGER(シンガー)

ミシンを少しでも高く売るために

捨てるはずだったミシンがせっかくお金になるのなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいと思うのが当然です。
お店に査定に出す前のちょっとした一手間で、買取価格にグンと差がつくことがあります。
できることから試してみてくださいね。

1.できるだけきれいにしておく

ミシンに限らず、見た目の状態がいいものほど高価買取が期待できます。
査定に出すことが決まったら、ホコリや汚れなどを掃除しておきましょう。

2.付属品を揃えておく

専用のケースや説明書、針などの付属品があれば査定時に一式が揃っていると査定額がアップしやすいです。

3.動作確認をしておく

しまいこんでいたミシンを久しぶりに出してきた場合、ずっと使っていなかったことで調子が悪くなってしまっているかもしれません。
必ず動作確認を行い、ライトやボタンなどが正常に動くか確認しておきましょう。

電子ミシンの場合、すべての機能が使えることが買取の可否に関わってくることがあるのでとくにしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
新品のミシンの場合は箱から出さず、未開封のまま査定に出したほうが買取価格はアップします。

4.特記事項があれば事前に伝えておく

ミシンの状態に不具合があれば、査定の際に詳しく説明しておくほうが後で見つかるより印象がよいです。
査定が下がるかもしれないと包み隠さずに、正直に伝えるようにしましょう。
メールでの査定やネットオークション等への出品の際には、該当箇所の写真を添付し説明を添えると親切です。

ミシンがリサイクルできなかった場合の処分方法

残念ながら買取が不可だったミシンや、明らかに壊れているなどでもう使うことのできないミシンは自治体でのごみ回収で処分するか、民間の不用品回収業者に依頼する方法で処分することになります。

自治体のごみ回収で処分する

ハンディミシンなど1辺が30cm以内に収まるコンパクトなミシンであれば、不燃ごみとして処分することができます。

それ以上のサイズのミシンは手数料納付券を購入し、粗大ごみとして回収してもらうことになります。
回収を予約する必要があり、手数料納付券を貼ったミシンを自分で指定の場所まで運びます。

名古屋市の場合は卓上式のミシンは500円、それ以外の大きなミシンは1,000円で処分することができます。

不用品回収業者に回収を依頼する

ミシンを粗大ごみの回収煮出すのが難しい方や、工業用のミシンを大量に処分したい、またはミシンの他にも不用品がたくさんあるというときは、不用品回収業者にお願いして処分してもらう方法が便利です。

回収日を待たなくてはいけない粗大ごみ回収とは違い、早ければ即日回収に来てくれる上、土日や祝日、夜間にも対応してくれるので忙しい方でも安心です。
運び出しも行ってくれるためこちらの手間はほとんどなく、一番ラクな方法と言えるでしょう。

ただし、費用は数千円ほどと比較的高額になります。複数社で見積もりを取るようにしましょう。

まとめ

ミシンのお得な処分方法についてご紹介いたしました。
少しの時期しか使っていないなど、まだまだ使えるものであればまた誰かに使ってもらうのが良いでしょう。

ブラザーやシンガーなど、国内外の有名ブランドのミシンや、インテリアとしても需要があるアンティークミシンなどは特に買取価格が高額になることが期待できます。

お金を払って処分する前に、ぜひ一度買取を検討されることをおすすめします!



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