壊れたテレビを買い取ってもらうことなんてできるの?買取が可能なテレビ、できないテレビの見分け方とは


わたしたちの情報収集や娯楽、ちょっと時間をつぶしたいときに欠かせない家電の一つがテレビです。
毎日長い時間使っていると急に映らなくなったり、予期せぬ事故で壊れてしまったりした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな壊れたテレビは、処分料金を払って処分しなくてはならない…と思っている方に朗報です。
たとえ壊れていても、テレビによっては買い取ってもらえることがあるのです。
お金を払うどころか、逆に少しでも収入になれば嬉しいですよね。今回は、壊れたテレビを買取で処分する方法をご紹介しますので、ぜひご一読ください。

私が監修致しました

壊れたテレビを買い取ってもらうことなんてできるの?買取が可能なテレビ、できないテレビの見分け方とは監修者
寺坂 健吾

買取いちばんスタッフの寺坂です。昨日まで何の問題もなく映っていたのに、急にテレビが映らなくなったりエラーコードが表示されたら困ってしまいますよね。 アンテナやケーブルのトラブル?それともテレビの故障?といろいろ調べてみて、やはりテレビを見ることができない…そうなったら新しいテレビの購入を検討される方も多いと思います。 そうなったときに気になってくるのが、壊れたテレビを処分する方法です。買い替えでお金がかかるのに、さらに処分費用をかけたくない…そう思うのが当然です。 テレビは家電リサイクル法に則って処分しなくてはならないため、本来であればリサイクル料金と運搬費用がかかります。しかし、「買取」という手段を取ることで費用をかけずに壊れたテレビを処分できるかもしれません。 今回は壊れたテレビの処分費用の負担をなるべく減らしたい!とお考えの方にピッタリの、無料回収をしてもらう方法や格安で処分できる方法を調べてみました!

テレビが映らなくなった!そんなときどうする?

いつものようにテレビを点けたら画面が真っ暗、または「E202」というエラーコードが表示されている…。
突然テレビが映らなくなったら「故障⁉」とパニックになってしまうかもしれませんが、映像の信号をうまく受信できなくなるのにはいくつか理由があります。

考えられる主な原因と対処方法を挙げてみますので、ひとつひとつ試してみましょう。

①ケーブルが正常に差し込まれていない場合

テレビに刺さっているはずのケーブル、アンテナチューナーが何かの拍子に抜けてしまっているパターンです。
この場合は、ケーブルをしっかりと差し込み直せばすぐにまた映るでしょう。

②B-CASカードの接触不良

デジタルテレビでの番組の視聴や録画には、映像を視聴可能な形にするためにB-CASカードというものが不可欠です。

このB-CASカードが接触不良を起こしていると、エラーコードが表示される場合があります。
抜き差ししてみることでうまく電波をキャッチできるようになり、復旧することもあります。

③電波の受信状態が悪化・断線している

アンテナの故障やテレビの周辺に置いてあるものの干渉、ケーブルテレビの場合はケーブルが断線していることなどが原因で電波が家庭まで届いていないというケースもあります。
こういう時はアンテナの修理やケーブルテレビ局での復旧作業が必要になります。

テレビが映らない時に試してみること

上記のほかに、試してみるとテレビが復旧する可能性がある作業は次の通りです。

①主電源を一旦落とし、入れ直してみる

意外にあっさり解決してしまうことがあって拍子抜けなのがこの方法です。
テレビには様々なソフトウェアが組み込まれているため、互いにその保護作用が働いてしまうと一時的にチャンネルをうまく受信できなくなることがあります。
そんなときは一旦電源を落としリセットするだけで復旧できることも。

②ケーブルを入れ替え、他のテレビや録画機器では映るかどうか試してみる

ほかにもテレビがある場合は調子の悪いテレビとケーブルを入れ替えてみてテレビが映るかどうか試してみましょう。DVDプレーヤーなどの録画機器のケーブルでも構いません。
ケーブルがしっかりと差さっていないだけということも考えられますので、このときにケーブルがしっかりと差さっているかも確認しておきましょう。

ケーブルを入れ替えることでテレビが映った場合には、元々使用していたテレビが故障している可能性が高いです。

③アンテナの受信レベルを確認してみよう

テレビのアンテナには、地上デジタル放送やBS、CS放送の電波を受信する際にその電波の強度を表わした「受信レベル」というものがあります。
このアンテナレベルが43以下と低いと、正常に電波を受信できていないということになります。
アンテナか、ご家庭内もしくは外部の敗戦に問題が起きている可能性がありますので、はんば移転やアンテナを設置した業者に点検・修理の相談をしましょう。

受信レベルが44以上あるのにエラーコードが出ていたり何も映らないという場合は、テレビの故障を疑った方が良いでしょう。

壊れたテレビは買い取ってもらえるの?

いろいろ調べて試してみたけれど、どうやらうちのテレビは故障してしまっているらしい…。
悲しいですがそう判断せざるを得ない場合には、テレビを新しく買い替えるか壊れたテレビを処分することをまず考えると思います。
普通の不用品であれば家庭ごみか、大きいものであれば粗大ごみに出せばいいと考えますが、テレビはエアコンや洗濯機、冷蔵庫などと並び「家電リサイクル法」の対象品目に含まれています。
そのため粗大ごみとして廃棄することはできず、別の処分方法を考えなくてはなりません。

近頃のテレビは画面も大きく高額ですから、少しでもお金のかからない処分方法、あわよくば買い取ってもらえる方法はないだろうか…そう考える方が多いのも尤もです。
しかし、普通のテレビならまだしも「壊れた」テレビなんて買い取ってもらえるのでしょうか。

壊れていても買取が可能なテレビとは?

テレビに限らず、中古で何かを売る際に壊れていると金額が付かないのではないかと心配になってしまいますが、実は意外と故障していても買い取ってくれることがあります。

テレビの場合、どんなものが壊れていても買い取ってもらいやすいか見ていきましょう。

国内有名ブランドのテレビ

新品で購入するには高額な高級テレビ。そのため中古で少しでも安く購入しよう考える人も多いのです。
多少壊れていて修理費用を払ってもそれを上回る金額で買い手がつけば利益になるため、中古市場では人気が高く積極的に買い取ってもらえることが多いです。

液晶以外の部分が破損や故障しているテレビ

破損したり壊れているのが液晶以外の部分やいちばん外側のガラスの箇所であれば、店舗側で部品を取り寄せ交換すれば再販できるもの大が多いため、買取してもらえる可能性が高いです。

年式が新しいテレビ

家電製品のメーカーには部品を保管しておく期間が定められています。製品やメーカーによって差がありますが5~10年ほどでメーカーは部品を残さなくなってしまうのです。

そのため製造から5~10年経ってしまった液晶テレビは買取が難しい場合が多いです。
製造から5年以内の比較的年式の新しいテレビには価格が付く可能性が十分にあります。

故障の箇所や状態によっては売れないこともある?

テレビを買い取った店舗側で故障している箇所の部品を交換したり、簡単な修理を行うことでまた再販できる程度の故障であれば買い取ってもらうことが可能です。

しかしながら壊れている箇所やテレビの状態によっては、買取ができないケースもあります。
買取が難しいテレビの例をご紹介します。

古すぎるテレビ

先ほど、買い取ってもらいやすいテレビは製造から5年以内のものとお伝えしました。
やはりあまりにも古いテレビの場合は、故障の内容にかかわらず買取が難しいケースが多いようです。
場合によって全く故障していなくても、古いものだと買い取ってもらえないこともあります。

目安はやはり製造から「5年」以内で、それ以降は年数が経過すればするだけ買い取ってもらえる可能性は下がっていくので、思い立ったら早めに処分するようにしましょう。

液晶画面が割れてしまっているテレビ

液晶画面が割れてしまっていると再販に影響がありますので買い取ってもらえない可能性が高いです。
販売店によっては買取不可の条件として「液晶の破損」と明記してあるところもあります。

メーカーでの修理ができないテレビ

メーカーの修理保証で対処できない故障理由の場合は、買取ができないケースが多いです。
しかし電源を入れた際にE202のエラーコードが表示される場合は、詳しい故障原因や修理が可能かはメーカーに出してみないとわからないため、買い取ってもらえるかどうかは販売店の判断によります。

また、基本的には買取の条件は販売店のルールに基づいて決められます。
何の問題もなく動作するテレビと比べて故障品は当然しっかりとしたチェックをされますが、買い取ってもらえるのか心配な場合は買取店に相談してみましょう。
テレビとしてはもう使えなくても中の部品にニーズがあるというケースもあるため、買取できるかは結局のところお店の判断になります。

▼壊れたテレビの回収についてはこちらの記事もおすすめです!

買取を依頼する前に準備すること

B-CASカードの名義を変更する

通常デジタルテレビ1台に付き1枚、B-CASカードというICカードが同梱されています。
B-CASカードとは地上デジタル方法の番組著作権保護や有料放送、自動表示メッセージ、データ放送の双方向サービスなどをするためにつけられています。

B-CASカードには元の所有者の情報が登録されていますので、そのままの状態で転売することはできません(※B-CASカードへのユーザー登録は2011年に廃止になりました)。
B-CASカードはテレビの持ち主に「貸与」という形で渡されているものになるので、カードを抜いた状態で買取に出しても問題はありませんが、買い取った先で再びB-CASカードを取得する必要が出てきます。

B-CASカードの再申請の手間が発生する分買取価格も下がってしまう可能性もありますので、名義変更はこちらで済ませておくとよいでしょう。
それほど厄介な作業ではないので、行っておくと買取価格に差が出ます。

名義変更の手順

名義変更のやり方はとても簡単で、

  • B-CASカスタマーセンターへ連絡し、「約款」を送ってもらう
  • 買取してもらうテレビ本体にB-CASカード、取り寄せた約款を同梱し買取店または次の利用者へ渡す

とこれだけです。

買取を依頼する方法

壊れたテレビを買い取ってもらえる場所はいくつかあります。

  • 中古家電製品のネットショップ
  • リサイクルショップ
  • オークションやフリマサイト

などに出すのが一般的な方法と言えるでしょう。
ひとつひとつメリットデメリットを見ていきます。

中古家電製品のネットショップに買取を依頼する

中古家電を専門に取り扱うネットショップであれば、独自の修理・再販ルートを持っているため壊れたテレビであっても買い取ってもらえることが多いです。
また専門店ということもあり知識のあるスタッフも多いため、リサイクルショップなどで売るより高価格で買い取ってもらいやすい傾向にあります。

リサイクルショップに買取を依頼する

リサイクルショップでも不用品の買取は行っていますが、多くの商品を扱っているためテレビについての専門知識がない場合も多く、あまりブランドの付加価値などは期待できないと言ってよいでしょう。

壊れたテレビは「ジャンク品」という扱いになり、ほとんど値段が付かない場合もあります。
リサイクルショップで不用品の買取を依頼する際には方法が3種類あり、

  • 店頭買取…お店に直接テレビを持ち込んで査定・換金してもらう
  • 出張買取…電話やインターネットで申し込みをし、自宅まで回収に来てもらう
  • 宅配買取…自宅などからテレビを店舗へ送る方法。段ボールや緩衝材などの梱包キットを店舗側で用意してくれる場合もある

オークションやフリマサイトで売る

テレビの処分をあまり急いでいない場合は、ヤフオクなどのインターネットオークションやメルカリ・ラクマなどのフリマサイトに出品してみるのもいいかもしれません。
オークションやフリマサイトであれば、多少の値下げ交渉などはありますがある程度自分の希望する販売価格を設定することができ、売れれば間違いなく収入につながります。

壊れたテレビなんて…と思いがちですが、修理の知識のある人ならこういうところで安く購入し自分で修理できるため、壊れていても買い手が見つかることがあります。
ただし個人での売買になりますので、のちのトラブルを避けるために故障箇所は詳細に明記しておき、写真などでも説明しておきましょう。

ひとつ面倒なのは梱包や発送までを出品者が行わなくてはならないことです。
輸送時に破損してしまうようではいけませんので、しっかりと梱包する必要があります。
また送料は出品者が負担するケースが多く、大型の液晶テレビは送料が高いので差し引いたら赤字だった…なんてことにならないようにしなくてはいけません。

どうしても買い手がつかないときは

テレビが壊れていても買い取ってもらえる程度には限界があり、あまりに故障がひどかったり年式が5年以上経った古いものの場合は、買い取ってもらえないこともままあります。

そんな時は以下の方法のいずれかで、適切に処分しましょう。

購入したお店にリサイクルを依頼する

最初に少しお話しした通り、テレビは家電リサイクル法の対象品目であり粗大ごみとして自治体で処分することができません。
処分する場合は購入した家電量販店などの小売店にリサイクルを依頼する必要があります。

その際には

  • リサイクル料金
  • 運搬費用

この2つを支払うことになります。
リサイクル料金は品目やメーカー、テレビの場合は大きさなどによって変わり、運搬料金は依頼するお店によって変わります。

テレビを新しく買い替えずに処分だけする場合でも、購入したお店に回収を依頼することが可能です。
通信販売やネットショップで購入した場合でも一度相談してみることをおすすめします。
お店がもう閉店してしまっていたり、引っ越しなどで遠方になってしまった場合は系列店に依頼することもできます。

テレビを買い替えて古いものを回収してもらう

もしテレビを新しく買い替えるのであれば、家電量販店は壊れた方のテレビを回収してくれます。
この場合もリサイクル料金と運搬費用がかかり、合わせて数千円~1万円ほどとなるでしょう。
家電量販店によっては「下取り」という形で費用をいくらかサービスしてくれる場合もあるので確認してみるとよいでしょう。

リサイクルセンターへ直接持ち込む

少しでも費用を抑えたいという場合は、自分でリサイクルセンターへテレビを持ち込むという方法もあります。
自分でテレビを積み下ろしするという手間はかかりますが、この方法なら運搬費用は抑えることができます。

不用品回収業者に依頼

引っ越しなどで他にも処分したい不用品がたくさんあるという場合や、急いでいたり自分でテレビを運ぶことができないというときには不用品回収業者に依頼するのが手軽です。

テレビ1台だけですと料金は割高になってしまうかもしれませんが、ほかにもまとめて処分するものがあるならお得なパック料金で処分することもできます。

自分の都合のいい日時にお部屋まで回収に来てくれるので、運び出す手間もかかりません。
もしテレビの状態が良ければ「買取」へ変更してもらえることもあるので、一度見積もりだけでもしてみるといいかもしれません。

注意点としては、回収したものを不法投棄したりあとから高額な料金を請求してくる悪徳業者もいるため、自分の目で依頼先を見極めることが必要となる点です。

まとめ

今回は壊れた液晶テレビをできれば買取で処分したい方へ向けてのお話をお届けしました。

液晶部分が大きく破損してしまっていたり、年式が5年以上経った古いものだと買い取ってもらえないこともありますが、それでも「壊れているから…」とあきらめずに一度買取店に相談してみると、思わぬ臨時収入となるかもしれませんよ!

買取いちばんドットコムでもテレビの買取・回収を行っております。
他店様で断られてしまったような故障したテレビでも買取実績がございますので、ぜひ一度ご相談ください!

▼テレビの処分についてはこちらの記事もオススメです!



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